建築物には当然土地がつきものです。
しかし、実際に探し始めると確認事項が多かったりあちこちに足を運ばなければならなかったりと、かなりの時間と労力が必要になります。
また、候補物件が増えてくると、選択支が多くなることで比較する軸が増えてしまい、さらにいい物件を求めて新たな土地を探してしまうということも多くあるようです。

それでは実際に土地を探そうと考えたときに、何を基準に調べることが賢明でしょうか。
それは、お客様が優先する「生活スタイル」が基準になります。
「住みやすさ」なのか「駅チカ」なのか「価格」なのか。

基本的には、以下のようなポイントの中から3,4点優先すべきものを決め、その条件に合うものに絞り込んで比較をすることが上手な土地選びのポイントになるかと思います。

• 土地面積（容積）
• 用途地域
• 境界の有無
• インフラ整備状況

• 通勤情報
• 駅からの便
• 周囲の環境

• 地盤
• 周辺道路
• 周辺水域

土地の購入には
「建物の建っている土地を一緒に購入する」
「建物の建っていない土地を購入する」
の2パターンありあます。

注文住宅の建設や商業利用する場合などは土地から探すことが多いと思いますが、土地の購入にはいくつかのステップが必要となり、それに伴う必要書類などもあります。
いざ土地を決めても流れを理解していないとすぐに行動できない場合などもありますので、ここで土地購入までのステップをご紹介します。

1. 物件の決定
2. 売買契約に際する条項と利用方法の確認
3. 宅地建物取引主任者より重要事項の説明
4. 契約
5. 引き渡し
6. （整地作業）
7. （測量・調査）

細かい点は不動産会社に問い合わせるとだいたい無料で相談に乗ってくれますので、
ここでは抑えておくべき点を2つご紹介します。

まずは土地につく条件についてです。
建売や分譲住宅と異なり土地にはいろんな条件や落とし穴があり、あとから失敗したというお話もよくあります。

たとえば

• 建築条件付の土地かそうではない土地か。
• 土地の日当たりと建築後の屋内の日当たり。
• 建築時に造成や整地が必要になるかどうか。

などの点は購入の際によく確認をしておくことが必要になります。
不動産会社によってはこのような落とし穴に気づいていても案内しない場合もありますので、必ず確認してください。

初めて住む街の場合、いくら過去に訪れたことがある場所でも、銀行や郵便局、スーパーやコンビニ、ガソリンスタンドなど、いざ生活するとなると様々な点で不便が生じるケースが多いです。
新たな土地で心機一転生活をしたいという方もいらっしゃると思いますが、住み慣れた地域を選ぶことでいざという時に困った・・・というリスクは軽減できます。

業種によっては勤務時間が長かったり、夜勤など変則的な場合も多々あります。
また、勤務地や出勤時間によっては朝、夜の通勤ラッシュに当たってしまい、1時間以上時間がかかる場合などには、通勤で疲労がたまり仕事の効率が落ちたりプライベートが充実できなかったりと弊害が出ることもあります。
仕事が中心の生活になる場合には、職場近くや最寄駅の沿線上に住むという選択も必要です。

宅地建物取引の資格を持つ会社であればどんな会社でも土地の仲介ができます。
不動産会社に土地仲介を依頼した場合、ほとんどの会社で土地を探して売主との売買契約を仲介する「仲介手数料」が発生します。

ちなみに、弊社では仲介手数料をいただいておりませんが、選ぶポイントとしてはその手数料をどの程度とっているかも重要です。
手数料は最大でも○％となりますが、その範囲内であれば不動産業者が任意で指定することが出来ます。

また、どのような土地と出会えるかは担当した営業マンの手腕次第であるということが実際の状況です。仲介・売買の業務は基本的に一人が一連の流れを対応していくため、知識やノウハウが少ない担当者やいい加減な担当者に当たってしまうと、失敗することが多くいい物件に出会うことができません。土地探し＝担当者選びといっても過言ではありません。
ですので数社声をかけて親切な対応をしてくれる対応者を探すことも必要かもしれません。

当社では20年以上の経験を持つスタッフが多く、また社内の教育体制を整えているためクオリティの統一に尽力しておりますので、お客様のご要望と適切な物件をマッチングさせるために丁寧に対応をしております。